発達グレーゾーンの子どもに読んで良かった絵本4選|ソーシャルスキル・感情・境界線を育む本

前回の「参考書籍編」に続いて、今回は「絵本編」です。

専門書や実用書とは違い、絵本は子ども自身が主人公に自分を重ねながら、自然と学んでいけるのが良いところです。

今回は、我が家で実際に読み聞かせて良かった4冊をご紹介します。

※この記事の内容は書籍と実体験に基づく個人の記録です。

この記事でわかること
  • 実際に読み聞かせて良かった絵本4冊
  • それぞれの絵本が扱っているテーマ
  • 【号外】オリジナル絵本、Kindleでの出版報告
目次

【一覧】厳選4冊

絵本のタイトル著者・監修テーマ
かっても まけても いいんだよ(ガストンのソーシャルスキルえほん)オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ 著/垣内磯子 訳勝ち負け・うまくいかないときの気持ち
しっぱいしたって いいんだよ(同シリーズ)同上自分と相手の失敗をゆるすこと
じぶんのきもち ともだちのきもち(やさしくわかる きもちのえほん)監修:渡辺弥生/絵:すがわらけいこ自分と友達、それぞれの気持ちの違い
だいじだいじどーこだ?(はじめての「からだ」と「性」のえほん)さく:えんみさきこ/え:かわはらみずまる自分のからだを大切にすること

① かっても まけても いいんだよ / ② しっぱいしたって いいんだよ

かっても まけても いいんだよ
関連絵本

ガストンのソーシャルスキルえほん
かっても まけても いいんだよ

オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ 著

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しっぱいしたって いいんだよ
関連絵本

ガストンのソーシャルスキルえほん
しっぱいしたって いいんだよ

オーレリー・シアン・ショウ・シーヌ 著

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小学校に入学して1学期、団体生活になかなか馴染めず、あんなに明るかった息子が、少しずつ自分自身を嫌いになっていった時期がありました。「あなたのままで大丈夫だよ」——そう伝えたくて手に取ったのが、この2冊でした。

感情によってたてがみの色が変わるユニコーン、ガストン。

その姿を通して、客観的に主人公の経験を語りかけてあげることで、息子の中で何かシンクロするものがあったのか、徐々に心を開いてくれるようになりました。

今でも息子の大好きな本で、一人で読むこともあれば、「夜の絵本に読んで」と持ってきてくれることもあります。

親も子も、心が温まるシリーズです。

このときの詳しい経緯は、別記事「僕はヘンテコだから」でじっくりお話ししています。

③ じぶんのきもち ともだちのきもち

じぶんのきもち ともだちのきもち
関連絵本

やさしくわかる きもちのえほん
じぶんのきもち ともだちのきもち

監修:渡辺弥生/絵:すがわらけいこ

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年長の頃から自我がどんどん強くなる中で、嬉しい、悲しい、楽しい、悔しい、ムカつく——いろんな感情が生まれてきても、その時の気持ちや行動をなかなかコントロールできない息子。

まずは自分の心の動きを知ることから始めようと購入した本でした。

保育園の頃はまだ理解できない部分もありましたが、小学1年生になって改めて読んでみると、「お友達はこんな気持ちになるんだね」「こんなこと言われると僕は嫌だな」と、絵本のエピソードに自分を重ねながら、少しずつ気持ちを学んでいっています。

④ だいじだいじどーこだ?

だいじ だいじ どーこだ?
関連絵本

だいじ だいじ どーこだ?
はじめての「からだ」と「性」のえほん

遠見才希子 作/川原瑞丸 絵

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ASD・ADHDの傾向がある息子は、自分の領域が広いタイプで、なかなか相手との距離感がつかめません。

距離がすごく近かったり、顔の目の前で話したり、嬉しいときにハグをしたり。それ自体は決して悪いことではありませんが、社会生活を送る上では、人それぞれに心地よい距離(コンフォータブルゾーン)があり、その領域を守る必要があるということを学んでほしくて購入しました。

内容としては、プライベートゾーンなど「性」に関わる部分も含まれていますが、まずは「自分の体が大事」という入口から始めることで、相手にも同じように大事な領域があることを学んでいってほしいと思っています。

以前の記事でご紹介した「パーソナルスペース」の考え方にも通じる一冊です。

【号外】オリジナル絵本、Kindleで出版しました

以前の記事「おんま怒らないで」でご紹介した、息子のために作ったオリジナルの物語「りゅうじんさまがあずけてくれた たからもの」。

実はこの度、Kindleで正式に出版しました。

自分の子どものために作った物語が、こうして形になったことを、とても嬉しく思っています。もしよろしければ、覗いてみてください。

りゅうじんさまがあずけてくれた たからもの
オリジナル絵本

りゅうじんさまがあずけてくれた たからもの

おんま 著

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よくある質問(FAQ)

何歳頃から読み聞かせるのがおすすめですか?

絵本によって対象年齢は異なりますが、多くは4歳頃から楽しめる内容です。お子さんの発達段階に合わせて選んでみてください。

絵本を読むだけで、行動は変わりますか?

絵本を読んだからといってすぐに行動が変わるとは限りませんが、我が家では、物語を通して自分の気持ちに気づくきっかけになった経験があります(詳しくは「おんま怒らないで」の記事をご覧ください)。

オリジナル絵本は誰でも作れますか?

特別な技術がなくても大丈夫だと思います。伝えたいメッセージを軸に、お子さんが好きな世界観を組み合わせて作ることができます。

今日伝えたかったこと

  • 絵本は、子どもが自然と自分に重ねながら学べる良さがある
  • ソーシャルスキル・気持ちの違い・からだの境界線、様々なテーマの絵本を組み合わせて読んでいる
  • オリジナルの物語も、Kindleという形で世に出すことができた

📩 この記事が参考になったら

「うちではこの絵本が役立った」というエピソードがあれば、ぜひコメント欄で教えてください。

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