「悲しまないで」の一言で変わった親子の心の距離|発達グレーゾーン育児

目次

はじめに

この記事でわかること

この記事では、

  • 怒鳴ってしまったあと、親子関係は修復できるのか
  • 親が素直に謝ることで起きた、わが家の小さな奇跡
  • 子どもの本音を聞いて気づく「すれ違い」の正体
  • 子どもを変えようとするより、関係性を育てることの大切さ

について、私自身の体験をもとにお話しします。

もし今、

「また怒ってしまった。」

「もう取り返しがつかないかもしれない。」

そんなふうに苦しんでいる親御さんがいたら、この体験が少しでも希望になりますように。

涙を流しながら、息子に謝った夜

前日の朝、私は息子に怒鳴ってしまいました。

「病院へ行くか!」

今思い返しても胸が苦しくなるような言葉でした。

夜になっても後悔は消えませんでした。

だから私は、

もう隠さずに、自分の気持ちを全部伝えようと思いました。

息子の前に座り、ゆっくり話し始めました。

「ぽん、ごめんね。」

「おんまね、もっと良くなってほしいって思いが強すぎた。」

「その気持ちが、ぽんにとってプレッシャーになってたよね。」

「一番頑張っているのはぽんなのに。」

「おんまが厳しくしちゃってごめんね。」

「嫌いだから怒ったんじゃない。」

「大好きだから。」

「世界で一番大切だから。」

「だから思いが強くなりすぎちゃった。」

「本当にごめんね。」

そう話しているうちに、涙が止まらなくなりました。

「もう悲しまないで」

すると息子は、何も言わず立ち上がり、

ティッシュとハンカチを持ってきてくれました。

そして、私の話を遮るように言いました。

「おんま。」

「それ以上言わなくていいよ。」

「もう悲しまないで。」

私は驚きました。

謝ろうとしていた私が、息子に慰められていました。

その優しさに、また涙が溢れました。

初めて聞けた息子の本音

私は息子に聞きました。

「ぽんも、嫌だったことある?」

「辛かったことある?」

「気持ちを聞かせてほしいな。」

すると息子は、我慢していた涙を流しながら、

ゆっくり話してくれました。

「ぼくね。無視したんじゃない。」

「約束の時間になったから、次のことをしなきゃって集中してたんだ。」

「それで、おんまの声が少し聞こえなくなっちゃったんだ。」

私はハッとしました。

ずっと、

「無視された。」

そう思っていました。

でも違うんだ。

息子は約束を守ろうとしていた。

ただ、そのことを伝えられなかっただけ。

私はずっと、自分の見えている景色だけで息子を見ていたのです。

そして息子は、

「おんまに怒られて悲しかった。」

そう話してくれました。

私は何度も、

「ごめんね。」と伝えました。

二人の心がほどけた夜

「悲しまないで」とハグしてくる息子

そのあと、ぎゅっと抱きしめ合いました。

一緒にポケモンを見て、ドラえもんを見て、

たくさん笑いました。

気づけば、あれほど重たかった空気が、

解けていくように、少しずつ消えていました。

昨日まで二人の間にあった見えない壁が、

涙と一緒に流れていったようでした。

私は初めて、

親が弱さを見せてもいいんだ。

そう思えました。

「子どもはまだ小さいから。」

「大人の複雑な気持ちなんて理解できない。」

どこかで、そう思っていました。

私は勝手に、

「親が守る側、子どもが守られる側」

そう思っていました。

でも、違いました。

あの夜、私を守ってくれたのは息子でした。

誰よりも、親の感情を、雰囲気を感じ取る。

そして、うまく言葉にできなくても、子供もまた、感情を持ってる。

翌朝に起きた、小さな奇跡

翌朝、目を覚ますと、

息子の方から笑顔で言ってくれました。

「おんま、大好き。」

私は思わず笑ってしまいました。

そして、「今日は時間になったら教えてね。」

そう明るく伝えると、

息子は約束を守ってくれました。

昨日まで、何度言ってもできなかったことが、自然にできたのです。

私は不思議でした。

コントロールより、大切だったもの

私はずっと、

どうしたら息子が変わるのか。

どうしたらできるようになるのか。

そればかり考えていました。

でも今回気づいたのは、

子どもをコントロールしようとするより、

安心できる関係を育てる方が、

子どもは自分から前を向けるということでした。

イライラして統制しようとするより、

明るくて、安心できる雰囲気の中の方が、

物事は驚くほど自然に進んでいく。

そんなことを、息子が教えてくれました。

怒鳴れば、その場では動いてくれるかもしれない。

でも、親子の心は少しずつ離れてしまう。

それなら、少しでも時間をかけて、前向きで笑顔が絶えない、

そんな雰囲気の中で、長く続く方を選びたい。

おわりに

昨日、私たちはたくさん泣きました。

でも、

あの涙は悲しみだけではありませんでした。

お互いの心を洗い流してくれた涙だったと思います。

親だから、

怒る日もあります。

失敗する日もあります。

でも、

謝ることは負けることではありません。

弱さを見せることでもありません。

親も子も、安心して本音を話せる関係を育てること。

それが何より大切なのだと、私は息子から教えてもらいました。

親だから泣いてはいけない。

そんなことはありませんでした。

親が涙を見せたからこそ、

子どもも涙を見せてくれた。

あの日流した涙は、

親子の心をつないでくれた涙だったのだと思います。

そして私は、あの日初めて「親子で育つ」という言葉の意味を知りました。

これからも私は、

何度でも向き合える親でいたいと思います。

よくある質問

怒鳴ってしまったあとでも、親子関係は修復できますか?

私はできると思っています。

そのためには、親も、勇気を出して謝ること。自分の本音を伝えること。

そして子どもの気持ちを最後まで聞くこと。

その時間は決して無駄ではありません。

子どもが話を聞いてくれないときはどう考えればいいですか?

聞いていないように見えても、

実は別のことに集中していただけかもしれません。

「どうしてそうしたの?」と理由を聞くことで、見え方が変わることがあります。

親が謝ると甘やかしになりますか?

私はそうは思いません。

親が謝る姿は、「人は失敗しても、向き合えばやり直せる」ということを教える、社会生活に必要になる、大切な姿だと思っています。


今日伝えたかったこと

  • 怒鳴ってしまっても、親子関係はやり直せる
  • 親が本音を話すことで、子どもも本音を話せる
  • 子どもには子どもの理由がある
  • コントロールするより、安心できる関係を育てたい
  • 親子の対話は、何より大きな愛情になる

あわせて読みたい

この記事を読んでくださった方には、こちらの記事もおすすめです。


健康ブログ

子育てブログ

発達障がい児育児ブログ

子育てに悩む方々へ、是非シェアお願いします!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次